眠れないと言ってもいろいろなことがあります。寝付けない、途中で目が覚める、朝暗い中に目が覚める、眠った気がしないなど様々な不眠があります。体調の変化や心身のストレスが原因となっていることもあれば、陰に心身の病気が隠れていることもあります。仕事や家庭の問題が重なって眠れなくなることもありますし、不眠が神経症やうつ病、統合失調症の初期症状であることもあります。高血圧や糖尿病、ぜんそくやリウマチでも不眠が合併しやすいことは知られています。原因をしっかりと評価して適切な対応をすることが重要です。対応としては時間や環境の調整など日常生活でできることもいくつもあります。方法の一つには薬がありますが、適切な方法で服用すれば決して危険なものではありません。ご相談ください。